学校生活

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がん教育 講演会

11月30日(水)のLHR時に一年生を対象に、緩和ケア萬田診療所の萬田緑平先生をお迎えして講演会を開催しました。テーマは「最期まで目一杯生きる」で、萬田先生が緩和ケア医として患者さんと向き合ってきた経験をもとに、最期の瞬間まで自分らしくあることの意味や大切さを語っていただきました。萬田先生の「生」へのまなざしに触れ、多くの生徒が心動かされた様子でした。

 

<生徒の感想>(抜粋)

 今回の映像や写真を見てとても不愉快な気持ちになった。なぜなら、死というものから目をそらしたい自分がいるからだ。今の自分には死ぬことが嫌なことになっている。でも人間は必ず死ぬ。これを受け入れなければいけない時が来る。でもやっぱり今の自分には受けいれることができない。この複雑な気持ちも自分を不快な気持ちにさせている。 今回の講義で一つ決めたことがある。それは親に好きな生き方をしてもらうことだ。自分は親が好きだからこの講義を聞いていなければ親を無理矢理でも長生きさせていた。なぜなら少しでも長く一緒にいたいから。でも、親がそれを望んでいないなら、僕は親の気持ちを尊重したい。なぜなら、死に方を選ばせて、その生き方に寄り添うことも一つの親孝行だと思うから。

 人が亡くなってしまうこと、死生観について考えました。自分の身内や友達が亡くなってしまうことなんて考えたこともなかったし考えることにも目を背けたい気持ちになりました。しかし出会いと別れがあるようにいつか必ず別れのときがきてしまうと先生も言っていたので毎日後悔のないように生活していきたいと思います。また、先生の言っていたように人生の最後は自分のやりたいこと、したいことをさせる、するということは家族にとっても本人にとってもいいことなのかなと思いました。

 反抗期、とか言っている場合ではないなと思った。毎日感謝を伝えることができなければいつか後悔するなと感じた。若いうちに病気になって寿命が短いとしても、その人の人生はその人の人生で、自分の望むような生き方をすることが今元気な私達にとっての使命なのかもしれないと思った。私が感じたことなのだが、死は怖いという言葉を聞いたり、言ったりするがそれは、心臓が止まることが怖いのではなく、死が近づいて苦しい日々を過ごすのが怖いのではないかと思った。多くの人が治療をして少しでも延命をするという選択を取るから、それが固定概念として怖いこと、になってしまっているかもしれないと思った。患者ではない人のエゴで患者の人生のシナリオを作ってしまうのはいい意味で捉えれば、それだけ愛されているということになるが、悪い意味で捉えれば、人権の侵害だと感じた。人はいつ死んでしまうかはわからないから自分が後悔しないように過ごそうと思った。もし自分の大切な人があのような状況になったら、その人の意思を聞き、尊重し、感謝の言葉や、ねぎらいの言葉をかけようと思った。本人と自分のために。

  私はお話を聞いていくうちに、『死に方』は『生き方』なんだなと思いました。お話で聞かせていただいた方たちの『自分を貫き、やりたいことをやる』という姿がとても素晴らしく感じました。今までの自分の考えは身近な人のことを絶対に助けてほしい、少しでも生きていてほしいというものでしたが、身近な人に残された時間が少ないと宣告されたとき、生きていてほしいという私の意思より身近な人が思う残りの人生設計を尊重しようと思うきっかけになりました。それと同時に今後必ずある『別れ』で後悔のないように日頃から感謝や他愛ない会話を大切にして過ごそうと思います。

2年次化学

2年生の化学の授業で、東レ株式会社様から提供していただいた教材を用いて実験をおこないました。(株式会社リバネス様を通じてご提供いただきました。)
この実験装置は“中空糸膜”と呼ばれるもので、通常ではろ過できない、絵の具の水や石けん水、牛乳などから水だけをろ過することができるものです。生徒は絵の具の水を中空糸膜の着いた注射器で引っ張ることで、水がろ過されるところを観察しました。
生徒の感想では、「TORAYさんの実験装置を使用することで、世界で使われている技術を自身の目でみれたことがよかった。」「絵の具が透明になるのか、分かっていても目の前で見ると不思議!」「白い牛乳が透明になるのは驚き!」という声がありました。社会で用いられている技術を肌で触れることができ、充実した実験になりました。

 

   

高校生による知事への提言会

 11月20日に県内高校生による山本知事への提言会が県庁NETSUGENで行われました。
本校から2年生石川さんが参加し、「中高生の認知症サポーターを養成し、地域全体で認知症を支えるまちへ」という題で、知事に提言を行いました。そのことについて石川さんは「知事に直接お話でき、とても貴重な経験になった。これからも、社会の問題に目を向け、解決に向けての発信をしていきたいと思う。」と力強く語ってくれました。

 

1年次家庭基礎(令和4年11月)

昨年度に引き続き、1年次「家庭基礎」授業において、厚生労働省認定のものづくりマイスターで現代の名工にも選ばれた和裁技能士 川岸美枝子先生を招いて各クラス2回の授業が行われました。
1時間目は和裁士の仕事や展示された着物や布見本を用いて、和服の文化や特徴についてご説明いただき、2時間目は、実際に工房で使用している道具を用いて、反物の扱いや「くけ」や「三つ折りぐけ」など和裁の基本技術の実演をして頂きました。代表生徒が直接手ほどきを受け、改めて職人の卓越した技に感心していました。実際に着物や布に着たり触れたりし、和服や日本の文化を身近に感じる機会となりました。

 

 

 

【生徒感想】

和服など日本の文化が昔から好きで、着物などの絵をよく描いてきたのですが、今回の授業を通して和服について私は全然知らなかったんだと思い恥ずかしく思いました。自国の文化である和服やその他諸々についてしっかり勉強し、知りたいと強く感じました。図書館なり本屋なりで着物やその他の日本の文化に関する本を読んでみたいとも思いました。また、今回の授業で着物や日本の文化には日本人の価値観や考え方が強く反映されているものだと感じました。その価値観を知ることは現代を生きる我々に無関係、無駄なことでは決してないと思います。なので、その価値観や考え方についてもっと知りたいと思い、更には自分の価値観や生活態度を変えるきっかけになったらと思います。最後に今回の授業で一番印象的だったのは、川岸先生の最後の「誰にでもできる事を、誰にでもできないくらい頑張ればきっといい景色が見える」というお言葉に感銘を受けたことでした。この言葉を忘れずに自分が今頑張っていることを、一生懸命頑張ります。

間近で職人技を見ることができ、その速さ、正確さ、などを感じることができました。ダイナミックに体を使う洗練された動きに圧巻されました。そんな工程を経て着物はできるのだと知り、自分のなかで着物に対する感謝の気持ちが大きくなりました。

校内小講演会

11月16日の放課後に文化委員主催の校内小講演会が多目的室で行われました。今年度は本校数学科 大堀翔平先生に「数学という生き方~当たり前を疑え~」というテーマで講演して頂きました。

マナーアップ運動

11月15日、県下一斉マナーアップ運動が実施されました。PTA役員の皆様にもご協力いただき、学校周辺で交通ルールの遵守と交通マナーの向上を呼びかけました。同時に交通委員が駐輪場で自転車の施錠を呼びかけました。報告会でのご意見を参考に今後も指導を継続していきたいと思います。

 

 

大学模擬授業

11月9日、2学年を対象に系統別大学模擬授業が行われました。心理学、外国語・外国語文学、法学、経済、地域政策、情報、看護・医療、工学、教員養成、食物栄養学の10分野に分かれ、大学の先生による授業を体験しました。

  

  

  

データサイエンス講演

11月4日、1学年の進路プランニングの時間に、「データサイエンス講演」(講師:アクセンチュア株式会社)が行われました。これは「群馬県 STEAM 教育推進事業」の一環で、今回の授業は報道機関にも公開され、上毛新聞社および群馬テレビから取材を受けました。群馬テレビでは4日のニュースJUST6で取り上げられました。
  

 

避難訓練

11月2日に地震を想定したシェイクアウト訓練と火災を想定した避難訓練を行いました。現在校生はコロナ禍により、時間差での避難訓練が続いていましたが、今回は全校一斉での避難訓練となりました。避難後、校長先生の講評及び大塚消防施設様による講話が行われました。

 
 

創立記念式典・講演会

11月1日、3年ぶりに全学年の生徒が体育館に集まり、第43回創立記念式典を挙行しました。
創立記念講演会では、エフエム群馬『WAI WAI Groovin’』パーソナリティの内藤聡さんに「夢をつかめ!!」と題してご講演いただきました。内藤さんには生徒会企画の「質問コーナー」,「画像一発コメント」にもご参加いただき有り難うございました。